希望? 戦慄? ティーンエイジャーが Hottestアワードを席巻!

  • JNCC 全日本クロスカントリー選手権 開幕戦 サザンハリケーン大阪
    日時: 2023年3月5日(日曜)
    開催地:プラザ阪下
  • Reported by FUN- TAKU OGASAWARA

 ASIA 最大 オフロードレーシング 開幕!

 

  • アジア最大のオフロードレースシリーズ、JNCCの開幕戦がついに火蓋を切った。 JNCCと JECのフラッグを背負った 馬場 兄弟対決、今シーズンは全戦参加を表明している 渡辺 学 選手、マシンがグリーンになった 熱田孝高 選手、現役MXライダー 小方 誠 選手、いつ初優勝しても不思議ではない 成田 亮 選手、大人気 マイカルチャンプ(田中雅己選手)の参戦、9kgも減量した 鈴木健二 選手、中学生AAライダーなるか…の 渡辺敬太 選手などなど、話題は COMP-GPに集中しがちだが、FUN-GPだって負けてはいない。
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  • まず 大会前々日の金曜日にアップされた公式YouTube「渡辺 学選手によるFUN-GPコース試走紹介」が好評だ。 これは事前に撮影したJNCCスタッフによるコース試走ヘルカメ映像を、渡辺学 選手が見ながら解説するというもの。 当たり前だがアドバイスが的確で、会場では「良かった! 次の広島も紹介して !! 」という声が数多く聞かれた。
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  • 次に参加選手の顔ぶれを見ると、FAクラスは常連がズラリだ! その中で異彩を放つのが香川からの刺客、元 JMX IAライダーの 豊島勇基 選手。 是非ともひと暴れしてほしいですね。
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  • コースについても少し触れておこう。 サザンハリケーンと言えば 丸太とジャイアントタイヤ が名物だが、FUN-GPにもしっかりと用意されている。 右レーンの丸太は2本目と3本目の間隔が狭く、1本目の処理をきちんと行わないと慌てそうな感じ。 左レーンのジャイアントタイヤは高さこそあるが、きっかけさえしっかりと作れればクリアは難しくない。 疲労度的には左レーンの方が、フロントアップの回数が少ないため有利と言えそうだ。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 岩井選手が一枚上手 初戦を飾る!

 

  • 選手とランキング1位から4位まで名を連ねている。 スタートで飛び出したのは 岩井選手。それに佐久間貴敏選手、新田選手が続く。吉崎選手はアウトから被せていく展開だ。
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  • 最初に戻ってきたのは 岩井良宏 選手。続いて 佐久間 選手、吉崎 選手が2周目に突入。 3周目に吉崎選手が2位に浮上。トップを虎視眈々と狙うが、そのチャンスはなかなか訪れない。 結局 順位は動かず、岩井選手がトップでチェッカーフラッグを受けた。

 
 

 
FA 02 - 岩井良宏
( 331 Racing Team )
 
 
 

 
 
 
 
 


 
FA 01 - 吉崎一弘
( THS Racing & モトピットヒオキ with 農豊会 )

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  • レース後のコメントで岩井選手は「最近 吉崎くんは速いので 先行逃げ切りが利かない。 体力を温存して、最後に勝負した!」と戦法を語った。 2位の 吉崎選手曰く「岩井さんは目の上のタンコブ」とのこと。 今回のタイム差は約19秒と僅差だったので、次回のテージャスランチも白熱した展開を期待したい。

 
 
 
 
 


 
FA 21 - 村木幸春
( チームカントリー )
 
 
 

 
FA 16 - 竹崎暢臣
( ケモ山ウズ男 )
 

  • 僅差と言えば3位の 村木選手、4位の竹崎暢臣選手も7秒差のデッドヒートを繰り広げていた。 竹崎選手は 村木選手とのデッドヒートを楽しんでいたようなので、こちらも次戦が楽しみだ。

 
 
 
 
 


 
SA 1 - 神馬 健
( THS Racing OLD-KIDS 平野商会 )

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  • SAクラスは 神馬健選手、小林基訓選手、鈴木崇久選手 の昨年シーズン上位3名に加え、安喰好二選手がエントリー。 神馬選手は1周目こそ 小林選手にトップを譲ったが、2周目以降が独走態勢。2位の 小林選手に約1分41秒差で初戦を飾った。「怪我なく、無事に走り終え、たくさんの方に応援していただき勇気をもらった」とは 神馬選手の弁。 今年もいぶし銀の走りを期待しています!

 
 
 
 
 


 
FB 8 - 鈴木 心
( THS Racing )

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  • FBクラスは鈴木心選手が強かった! 1周目からトップを独走し、2位の 粕谷直諭輝選手を約2分14秒も引き離してゴール。昨年の最終戦から2連勝となった。 本人としては納得いかない様子で「もっと総合に絡む走りをしたかった。」とのこと。 総合順位は3位だが総合2位の 吉崎選手とは約56秒差なので、この差をもっと縮めたかったのだ。 次回はオジサンたちを打ち負かせるようガンバレ!

 
 
 
 
 


 
FC 205 - 山田嵐士
( 野田ジュニアRC )

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  • FCクラスには昨年の関東モトクロス選手権ジュニアクロスで3位となった 山田嵐士選手がエントリー。 このクラスなら圧勝かと思われたが、意外と苦戦した。 丸太で転んだのが尾を引き、終わってみれば2位とのタイム差は約17秒と僅差。 次戦はお休みとのことなので3戦目以降で屈辱を晴らしてください!

 
 
 
 
 


 
FD 1005 - 橋下大喜
( BambooRiders & GAMMy with YoungGuns )

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  • FDクラスは 橋本大喜選手が優勝! WEXの 50キッズD で走っていたイメージしか湧かないのだが、いつの間にこんなに速くなっちゃったの!? まだ小学5年生ですよ!! ちなみに お父さまはFAクラスの 橋本努選手。 Hottestアワードで「給油がお母さんだけじゃ心細い」とコメントしていたのに、思わず笑ってしまいました。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 


 
WA 906 - 菅原穂乃花
( バイカーズベア with SHINKO )
 
 
 

 
WA 901 - 近藤香織
( WRパワーレーシング with YAMALUBE )
 

  • ウーマンクラスは 菅原悠花選手が WEXウェストの120minに移ったため、WAAはゼロ。 ちなみに WAAの昇格条件は①クラス別ランキングにおける「WAチャンピオン獲得」 ②シリーズ中「WAクラス4回優勝」 ③シリーズ中「FUN総合20位以内に入賞」だが、③の条件を満たすのがかなり厳しい。 しかし 若手女子ライダーの成長が著しいので、そこに大いに期待したい。
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  • 今年は WAクラスが面白くなりそうだ。常勝・近藤香織選手に、特別昇格を果たした 菅原穂乃花選手が挑む。 今大会は一騎打ちで スタート直後から波乱の展開に。近藤選手が他選手と絡み転倒! その後 菅原選手を猛追し、追い抜き追い抜かれ とデッドヒートを繰り広げる両選手。 最終周、近藤選手は 菅原選手の背中を見たままゴールとなった。その差は僅か0.541秒!! 次戦でも手に汗握る展開に期待したい。

 
 
 
 
 


 
WB 934 - 赤松樹愛
( FACTORY BEAR RACING )

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  • WBクラスも一騎打ちで、赤松樹愛選手と 小川澄佳選手がバトルを展開! 赤松選手は1周目にジャイアントタイヤと丸太に挑戦。 敢えなく失敗し、エスケープに行ったことで時間を取られてたが、その後は挽回して優勝をもぎ取った。

 
 
 
 
 


 
WD 977 - 河合華翔菜
( STORY RACING with ベイシストオート )

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  • WDクラスは三つ巴の展開で、ゴールまでほぼ順位が変わらないレースとなった。 3位は 岩井典子選手、2位は 田中亜実選手、そして優勝は 河合華翔菜選手となった。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 


 

  • JNCC 第2戦 の ビッグディア広島は4月2日に テージャスランチで開催されます。 各クラスの熱戦に 乞うご期待!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
    
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 

すっごく楽しい開幕サザンで、ムービー作品としても優秀なので掲載させて頂きました!
来年もお待ちしていますよ